いかに楽するか、人事を尽くして天命を待つ

これは学校教育の弊害なのかもしれないが、我々は思考が一次関数的になってしまう傾向にある。

ただ、事業は決して一次関数的に成長するわけではない。飛躍的に成長するケースをあなたも聞いたことがあるだろう。

コロナの恩恵を受けて急成長する企業も多かった。テレビやマスメディアに背中を押されるケースも多い。

急成長する要因はもちろんある程度は狙って起こせるが、人事を尽くして天命を待つ的な要素が強いように思う。

つまり、今後そういう『要因』が起こりそうなところに張っておいて、いつ来てもいいように体制を整えて、要因が起きる手前に働きかける。そんな感じ

攻めだけではなく守りも固めておくことが重要。

事業成長を身長が伸びるようにコツコツと捉えているといつまで経ってもインパクトのある状況にならない。もちろん積み重ねなのだが、コツコツドカン。

この感覚を得ている真っ当に成功した連続起業家は分かっているから待てる。足掻かない。でもいつか起きることがわかっている。そんな未来に張ることこそが非線形に事業を成長させる秘訣のようだ。

戦略は戦いを略するとはよく言ったものだと思う。略する、楽する、5年かかることを1年でやるには、1年かかることを1ヶ月でやるには、なんて頭の仕方をしていけば自ずとできるようになってくる。

とにかく先手を打っていく。

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